2014年10月28日火曜日

初めての面接授業

今日、初めて放送大学の面接授業に参加しました。
心理学実験の授業で、自分が被験者として4つの実験に参加し、研究者として実験の考察をし、レポートを提出するという内容。
千葉学習センターのパソコン室で行われ、定員20名、競争率も高く落選の方もいたはずでしたけど、実参加者は18名でした。
今日4コマ、明日4コマで、全コマ出席、4つの実験全てのレポートを2週間以内に提出。
スケジュールさえ押さえられて、ちゃんと出席できさえすれば、単位はなんとかなるかな?などと甘く考えていたのですが、学術レポートなので、要件が事細かに決まっており、思ってたより苦労しそうです。

今日行った実験は、ストループ効果についてと、囚人のジレンマという実験。
ストループ効果の実験は、その結果を確認しながら、レポート要件の説明などを行ったため、結構な時間を要しました。
心理学のレポートでの決まりごとや、学術レポートにおいての引用方法、また禁止行為などについて、いろいろ細かい指導があり、学生時代に軽く習っていたレポートとは比べ物にならないものでした。
例のスタップ細胞の論文の件があったから、このような詳細な説明をしているのかな?などと、いろいろ考えてしまいましたよ。

ストループ効果はある一定のものごとを認知する速度に関するものなので、自分の実験結果は自分でも分かるからか、そんなに気にならない方が多かったようですが、二つ目の実験、囚人のジレンマ実験に関しては、自分の実験結果に関心があるのか、実施方法に対しての意見が侃々諤々、出ていましたね。

ある状況下で、人の協調する度合いについての実験で、目的を達成するために、相手を裏切るか、協調するか。
相手が協調しても、自分が裏切れば、よりいい目にあえる。
自分だけが協調して、相手がもし協調しなければ、自分だけ痛い目にあう。
そこのせめぎあいを記録して、協調度合いを見る実験で、私が参加したのは、緩めの実験結果が予想される条件だったので、内容が思ったものと違っていても心穏やかでいられたけれど、その議論が起こったのは、より強い実験結果が出ると予想される条件のグループのところでした。

その議論は、実験中、心がかき乱されたり、それを抑制しようとしたりの葛藤を経験したから起きたのではないかな?と私には思えました。
同じ条件下ではなかったので、本当にそうなのかは分かりませんし、結果もプライバシーに配慮されていて、他のグループのデータ開示もされないので何とも言えませんが、仮にその与えられた条件のせいだけで、そうなったとしたら、人の心を理解することは、本当に難しいもののようだなと改めて思いました。
ただ、これは私の当て推量かもしれません、勝手な思い込みだったらスミマセン(^o^ゞ
明日も丸1日面接授業なので、また新しい何かを学んで来たいと思っています。

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