2016年6月28日火曜日

東日本大震災の復興支援に行ってきた

先日、東日本大震災復興支援ボランティアに行ってきました。
2013年以来、2度目。
前回は3泊4日でしたが、今回は2泊3日。
ボランティアは今回も丸2日できる算段です。


1日目はほぼ移動日。
仙台駅からレンタカーで気仙沼へ。
ホテルにチェックインする前に、リアスアーク美術館で震災の記録の展示を見ました。
震災の記録は、津波後の写真や、津波で流された物の展示。
写真には、それぞれコメントが添えられているのだけれど、その文章が印象的で、一部は目頭が熱く、一部は胸が悪くなりそうと言うか。
昔の津波の時の絵画も展示されているのだけれど、津波で亡くなった亡きがらが浜辺に打ち寄せられているのを描いたものなどもあり、結構きついものでした。


2日目は気仙沼の漁業支援。
ホタテの耳吊り作業をお手伝いする予定だったみたいだけれど、海が荒れているということで、別の作業になりました。
ホタテの稚貝を入れる網カゴ、壊れてしまったものを廃棄するのに、解体と分別作業。
ちょっと地味だけれど、そういう時しかできない仕事ということだということでした。
ハサミを使って網をカットし、解体していくのですが、網も結構頑丈で、結構力が必要でした。
津波の時の話や、漁業の話など、いろいろなお話を聞くことができました。


3日目は、南三陸での農作業のお手伝い。
ネギの土寄せ、除草作業、バジルやマリーゴールドの定植などをしました。
少し湿った状態でのネギの土寄せは非常にキツイ仕事でしたが、農業の大変さ、南三陸の人手不足などについても知ることができて、いい経験になりました。


前回参加してから3年経っているのにもかかわらず、南三陸の市街地だった場所は、ほとんど変化がないように見えました。
他にも、1日目に宿泊した気仙沼で屋台村のおかみさんのお話、2日目に宿泊した南三陸ホテル観洋の語り部の方のお話などを聞くことができたのですが、復興の道はまだまだなんだなと改めて感じました。
災害に対する備えもそうですが、これからも、自分にできることを継続していかなければいけないなと思いました。

南三陸町防災対策庁舎近く。

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