2015年12月12日土曜日

戦闘力アップ講座、ネクストチャレンジ第6期終了

昨日、参加していた「セカンドキャリアのための戦闘力アップ講座(第6期)40歳からのネクストチャレンジ!」の最終回でした。
先ほど、赤羽雄二さんに感想とお礼のメールをいたしました。
講義の感想をメールで送ってくださいということで、初回、第2回とも送っており、その都度返信をいただきました。
今回は、私のこの講座に対する感想を改めて書いたこともあり、その内容を紹介します。


赤羽さん、昨日はネクストチャレンジ第6期、最終回までどうもありがとうございました。

昨日もマイクで感想をお話ししたのですが、その後改めて思ったこともありますので、再度感想をお送りいたします。
同じ会社の先輩に勧められ、今回参加したのですが、最初はメモを書くくらいで本当に思考力がアップするのかしら?と話半分程度に思っておりました。
が、メモ書きするうちに、なんとなく思考が速くなったような気がしていました。
赤羽さんの推奨する毎日10枚、そこまではできませんでしたが、4〜6枚くらいで続けてきました。

先日、以前から学んでいる心理学の講義で、ノーベル経済学賞を取った、ダニエルカーネマンの「ファスト&スロー」を読む機会がありました。
カーネマンによれば、思考のシステムを仮にシステム1とシステム2とすると、すぐに判断するのがシステム1。
これは、誰にも備わっている機能で、瞬時にいろいろなことを判断するための独自の尺度を持っているということ。
人が眉間にしわを寄せているのが見えたら、「怒っているのではないか?あんまり近づかないでおこう。」とか、スーツ姿の人と、Tシャツ短パン姿の人では、どちらが大学教授でしょう?と言われれば、なんとなくスーツ姿の人を選ぶとか。
偏見を産んだりしてしまうこともあるかもしれないけれど、世の中を効率良く安全に生きるための機能なんだそうです。
勉強したり、経験したりすることで、ある程度はシステム1を鍛えることはできると思うのですが、それでも、じっくり考えるという機能のシステム2は、怠け者のため、普段はあんまり稼働しないのだそうです。
何か分からないがいつもと違っている、注意が必要な場面や、危険な状況になると、「ん?」「まてよ?」と出張ってくるという感じなのです。

メモ書きという行為を改めて考えると、メモを書くという、1分間最大限の集中をする瞬間を意識的に持つことで、システム2の稼働率を高めているのではないかなと私は思いました。
時間を計り、目の前の白い紙に集中し、想いを必死に言語化する作業をすることで、システム2が稼働する。
それを繰り返し行うことで、普段怠け者の、システム2のフットワークを軽くしているのでは?
そして、つけ加えて、メモ書きで使われているのは流動性知能ではなく、結晶性知能です。
流動性知能はある年齢をピークに下降していきますが、結晶性知能は年を取ってもなお発達する可能性があるということが分かっています。
その2つのことに思い当たり、赤羽さんがおっしゃっていた、「メモ書きで思考力アップ!」や、「人は何歳からで成長できる!」ということにも改めて納得です。

心理学についてはまだまだで、恥ずかしながら初学者の思いつきを述べさせていただきました。
が、早とちりでおっちょこちょいな自分自身も、まだまだ変われるに違いないと信じて、これからも学び続けるし、考え続けます!
懇親会では、いろいろな企業の方々とお話しできたことも、とても貴重な体験になりました。
このような有意義な機会を、どうもありがとうございました。
また、「今後、一生、いつでも、何でもご相談ください。すぐお返事します。」の言葉にも驚くと同時に感動いたしました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。

伊東 日奈子

この講座をすすめてくださった方にも本当に感謝していますし、主催の日経新聞社にも。
いろいろなことを考える習慣を、これからも続けていきたいと思います!
最後に、赤羽さんの本、もう既に3冊ほど読みましたが、次はこれをKindle版で購入しました。↓


 
部下への接し方、ポジティブフィードバック、パワハラなどのキーワードで、気になったので。

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