今日で11月も終わり。
朝晩はかなり寒く、冬が近づいているのを感じます。
この土日で、面接授業「意思決定の心理学」を受講してきました。
シラバスによると、社会心理学の知見、それと、「より良い意思決定には何が必要か」についてとの記載。
非常に興味があり、面接授業の第一希望で申請しました。
ただし、今回の授業の場所は、放送大学東京多摩学習センター。
西武多摩湖線の一橋学園駅から徒歩数分のところにあります。
自宅から片道2時間半、往復で5時間、2日間通うことを考えると結構きついなと考え、今回はビジネスホテルを予約しました。
所属している千葉学習センター以外へ行くのは初めてだったので、少しだけ緊張しましたが、ご一緒した方に聞いたら、その方も東京文京学習センターから来ている、Facebookの放送大学グループでも、愛知県からいらっしゃる方などもおられましたので、安心しました。
授業のテキストとして、心理学者でありながら、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー(上・下) ─あなたの意思はどのように決まるか?」があげられていました。
シラバスには最初から掲載されていたものの、1週間前に読んでおかなくては!と気づき、Amazonのkindleでダウンロード、読み始めたけど上下で700ページはさすがに厳しく、結局読み終わらないままの参加となってしまいました。
ただ、本の中身には、ヒューリスティックとバイアスなど、既に心理学実験等で学習した内容も含まれていたため、そこまで絶望的になることはありませんでしたが。
講師の森津太子先生は、「心理学概論」などのテレビ授業の講師もしてくださっている方なので、顔も存じ上げていましたから、安心して受講できました。
話し方も穏やかで、笑顔でお話しされるので、すごく印象が良かったです。
ただし、講義のテキストとなった本は、非常にボリュームがあり、いろいろな心理学理論が出てくるので、先生が予定するようにはなかなか進まず、少し時間が足りない状況でした。
いい教材と思いましたが、もっとじっくり深掘りできなかったのがすごく残念でした。
以前心理学実験で学習したヒューリスティックや錯視が、なぜ生起するのかということについてを学ぶことができました。
カーネマンの言うシステム1(直感ともいうべきもの)の素晴らしさについても知りましたし、その限界についても知ることができました。
そして、擬人化して考えると、システム1は楽観的な私そのもので、愛着が湧きました。
ただ、私の欠点や悩みもシステム1そのものというべきものにあるような気がして、自分で言うのも難ですが、単純で愛すべき存在だが、要注意が必要なのだなのだと気づくことができたかも?と思いました。
近くの席の方々とディスカッションをしたのですが、いろいろな話ができて、メンバーにも恵まれました。
泊まったホテルと、夜ご飯を食べた定食屋はイマイチだったかも?というのが正直な感想ですが、機会があればまた多摩学習センターにも足を運びたいと思いました。
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