2016年9月11日日曜日

闇金ウシジマくんをみてます

7月から、TBSテレビで「闇金ウシジマくんシーズン3」が始まりました。
缶コーヒー「ジョージア」のCMなどで、俳優の山田孝之さんが面白くて好きだなぁと思っていたので見てみようと、録画して見てみることにしました。
それまで、タイトルくらいは知っていましたが、原作のコミックも、ドラマも、映画も見たことがありませんでした。
でも、見始めたらハマってしまって、毎週楽しみにしています。
お盆の夏休み中は、放送がお休みだったため、遡って、DVDレンタルショップで借りてシーズン1、シーズン2、映画のパート1、パート2も見ましたよ!


ヤミ金のカウカウファイナンスのウシジマくんたちと、ヤミ金でお金を借りる人たちの人間模様がとっても面白い。
ヤミ金でお金を借りるということは、合法的な会社から借りれないということでもあり、いろいろと問題のある借り手が描かれています。
地道にコツコツということがどんなに惨めに見えても、それしか方法がないことに目をそらしたい人がたくさん出てくるんですね。
ウシジマくんはお金は貸しますが、取り立ても容赦ない。
優しいところもあるような、それでいて、残酷さと言うか、思い切りも半端ない感じ。
お金を借りる人たちもいろいろで、お金で友人や大事な人を落とし入れる寸前まで行きますが、たいていそんな自分に気づいて自分を、自分の命を差し出す……


最近、「貧困と社会」の講義を受けていたため、今回ウシジマくんを見たことで、貧困についても改めて考える結果となりました。
シーズン3でも、登場人物の小瀬ちんが生活保護申請する時に、「健康そうなんだから働けるんじゃないですか?」と役場の職員がその場で生活保護申請を受け付けない雰囲気。
確かにドラマの中の小瀬ちんは本当にうつ病なのか?という疑惑はあるけど、実際に生活保護が必要な人があんなふうに言われてしまったら、二度と窓口に行けなくなってしまう人もいるでしょう。
世間でも、NHKの貧困報道のあり方に避難が殺到したり、NHKに講義するといきまいた政治家も炎上するなど、絶対的貧困とか相対的貧困とか、そんな話もたくさん出ていますね。
多様な価値観を認めるようになった昨今、「○○だから貧困」という定義もすごく難しいですよね。
借金してまでパチンコすることとか、私はパチンコしないから分からないけど、その人にとってはすごく大事なことなのかも?
ギャンブル依存症って、病気の可能性もありますし。
戦後本当に物がなかった時代、貧しい時代だったのだとは思うけど、結構周りがみんな貧困だったから、我慢できたところもあると思う。
今の時代にあった、貧困対策が必要なんじゃないかな。
なんて、ウシジマくんを見ながらいろいろと考えました。


9月22日、映画ウシジマくんパート3の公開が本当に楽しみ。
映画のテーマソングはSuperflyだけど、テレビドラマのテーマソング、鴉の「巣立ち」もすごくいい。




あ、あと高田役の崎本大海さんもかっこいいですね。

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