2016年8月31日水曜日

国立女性教育会館での男女共同参画推進フォーラムに行ってきました1

先日、国立女性教育会館での男女共同参画推進フォーラムに行ってきました。
8月初めに、千葉県男女共同参画センターでのイベントにボランティアスタッフとして参加してきましたが、今回は一般参加者として参加してきました。
26日から28日まで3日間、全国からいろいろな団体、個人が参加するフォーラムです。
放送大学の授業「女性のキャリアデザイン入門」で、国立女性教育会館の存在について知り、アーカイブセンターなど、女性活躍についても資料がたくさんあるようなので、一度行ってみたいと思っていました。
国立女性会館のメルマガを録しているため、メルマガで大きなイベントがあることを知り、参加申込みしました。
敷地内には宿泊施設もあり、女性活躍についての講義などで宿泊する場合は非常に安く利用できるため、仕事で女性活躍推進の女性向けセミナーなどで使えるかも?ということもあり、今回は宿泊もしてきました。
国立女性教育会館は埼玉県の嵐山町にあり、池袋から東武東上線で少し入ったところです。
施設までは徒歩でも行けますが、少し離れているのと、暑い時季でもありますので、武蔵嵐山駅から送迎バス。
行ってみたらちょっとびっくり、少し田舎にはありますが、敷地内には緑も多く、少し古くなってはいますが、立派な施設でした。
宿泊施設は清潔でしたが古く、やはり「施設」といった感じで、交通の便もあまり良くないため、残念ながら仕事でのセミナー等には少し使いづらいかなと思いました。


緑豊かな敷地内。

少し古いけど、小ぎれいな室内。


1日目の基調講演は、赤松良子さん。
現在は日本ユニセフ協会の会長、労働省婦人局長時代に男女雇用機会均等法の成立に尽力された方。
今年は婦人参政権から70年、雇用機会均等法から30年、女性活躍推進法の施行などもあり、女性の働き方、生き方を考える上では本当に節目の年となっています。
講演の前半部分は、男女雇用機会均等法に関するNHKのプロジェクトXの映像が流れ、後半は赤松さんのお話。
15歳で終戦を迎え、当時はどのような時代だったか、どんなふうに考えて男女雇用機会均等法成立に取り組んだか、現在の日本の状況などについて話されました。
今考えると、働く女性にとっては理不尽なことばかりの世の中だったろうと思いますが、そのことに疑問を持ち、行動し続けたことが本当にすごいことだなと思いました。


ほとんど満席でした。


2日目はシンポジウム「男もつらいよ!~男性の働き方改革とワークライフバランス再考~」を聴講。
パネリスト一人目は、NECでの会社員時代に、たぶん日本で初めて育休を取得した太田睦さん。
子育てを女性だけに押し付けない、あまりの当たり前な感覚に安心しました。
二人目のパネリストは、武蔵大学の助教で男性学の田中俊之さん。
こちらも子育て中であり、学者ながらも身近な話題が盛り込まれて、笑いあり、非常に面白かったです。
コーディネーターは放送大学副学長の宮本みち子さん。
私は放送大学で宮本さんの授業を受講したこともあり、女性の貧困についても非常に興味があるため、副学長のお話を楽しみにしていました。
内容は本当に今の課題を映しだしていましたが、少し学者然としており、個人的には男性パネリストのように、もう少し砕けた感じもあると聞きやすかったかもしれないなと思いました。
私の中でのシンポジウムあるある、少し聴き足りない感は多少残りました。


1日目の夜は懇親会もあり、他にワークショップにも参加しているので、そちらについてはまた次の機会に触れたいと思います。

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