まだまだ両親は元気だけれど、いざとなってからでは最善を尽くせないかもしれないと思うし、どんな制度があって、どんな風に利用するのかなどを知っておいたらと思いまして。
和田秀樹さんの、この本。
和田さんの、「テレビに破壊される脳」という本を読んで、どんな人なのかな?と調べて、この本を知りました。
営業の時に、関連会社の方と同行する機会があって、その方の経歴を少しうかがったところ、親御さんの介護のために、前に勤めていた会社を退職されたとか。
支店長にまでなったものの、介護のための準備ができていなくて、辞めざるをえなかったようです。
お給料も満足にもらえていて、社内での立場も要職にあるにも関わらず、辞めなければならなかったなんて?
人にはいろいろと事情がありますから、それ以上は聞かなかったけれど、そんなこともあって、この本のタイトルに惹かれて、読んでみました。
去年の今ごろ、放送大学で人口学を学び、日本は超高速で超高齢化社会に突入した他に類のない国と知りました。
今年の前期に社会保険の現代的課題の講義で介護保険のしくみを学びました。
そしてこの本を読んだことによって、自分がその時になったら、まず何をするかな、しなきゃいけないかなということがしっかり分かりました。
まとめ本みたいなものです。
自分の人生を狂わせずに、ってところがポイントですね。
明るくバラ色な内容じゃないかもしれないけど、誰でも40歳になったら、介護保険の被保険者になるのだから、一度は考えておいたほうがいいかもしれませんね。
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