2011年8月17日水曜日

八丈島最終日

3日目、最終日。


大潮なので、潮の動きに合わせて朝ごはんの時間を前日に変更してもらっていた。
民宿のおじさんは元々は漁師なので、2時か3時には起きるということでいつでもいいよと言ってくれた。
なので、通常8時から朝ごはんのところ、6時に変更、そしてできたら起こしてくれるというので、起きてバルコニーから波チェックなどしながら部屋で待っていた。
風はほぼ無風、天気も良くなりそう。


IMG00030.jpg


3日目の朝ごはんは気がせいていたので、写真はナシ。
あんまり食べ過ぎないように、ごはんもちょこっとだけ。
おいしいんだけど、毎朝食べない私はちょっとだけでもカラダが重くなる。


多少潮が引いてきた海へ向かうと、カイザーにはローカルのボディボードの方がひとり。
サーファーが2人ちょうど上がったところで、帰り際、笑顔で挨拶してくれた。
波は肩くらいの面ツル、いい波!
タコスも割れていて、2人ほど入っているようだったけど、最終日でもあり時間も限られている。
人数も少ないのでカイザーで入ることにした。
もしも、後から人がぞくぞくと入ってくるようであれば、そのときはまた考えよう。


引いてきて、玉石の藻がついてたところが出ていたので、足が少し滑ったけれど、軽~くエントリー♪
玉石からのエントリーもだいぶ慣れて、今度来るときは余裕だなって思えた。
こうへいとも話したけれど、玉石からのエントリーはみんな一緒。
慣れるしかないってことだねと思った。


私たちが入ってまもなく、ボディボードのローカルも上がってしまって、こうへいと2人きり~♪
すごくいい波もたっぷり~♪
しばらく誰も来なかったので、なんでだろ?と思ったら、前日が地元の納涼花火大会だったので、盛り上がってみなさんまだ寝てるのかね~なんて話してた。
途中でお隣りの部屋のサーファーさんも合流して、3人。
レギュラーもグーフィーもあって、グーフィーではもちろんいい波に乗ったし、バックサイドもいいセット乗れた(*´∀`*)


3時間くらい入って、だいぶ引いてきて、波がタルタルになってきた。
そこへ、他のサーファーさんが3人くらい入ってきたので、上がることに。
玉石からの帰還もこの時にはもうスイスイ。
途中、インサイドまで乗っていって、岩に足の甲の表皮を多少持ってかれたりしたので、海上がりは足が血だらけだったけれど、今までのサーフトリップでのケガの中では大したことない方。
嫁入り前の娘が!って、嫁入り後の嫁入り前戻りだから大丈夫Ψ( Φ∀Φ)Ψ
大自然に囲まれた、八丈島でのサーフィンは、本当に素晴らしかった♪
また歩きで行ったので、波の写真はナシですが(´∀`)


お隣りの部屋の方(結局名前聞かずじまい)のクルマで民宿へ帰って、荷造り。
帰りも性懲りもなく路線バス+歩きなので、末吉のバス停まで送ってもらった。
私たちが歩き滞在するって知った民宿のおじさんは、ジュースとかビールとかまとめて買っておいて、冷蔵庫に入れておきなさいって、1日目に末吉地区のスーパーに連れて行ってくれた。
末吉のバス停はそのすぐそばだったので、アイス買ってバス停にいたら、1日目に私たちを心配してくれた運転手さんがバスの中で食べていいよ~って入れてくれた。
町役場から空港までどうするの?ってまた心配してくれたから、「歩きです」
そこでまた驚かれて、歩きだとだいぶあるよ~って。


まぁ、荷物も多いし、もしかしたら坂道もあるかもしれないけど、歩けない距離じゃなさそう。
サーフボードがあるから、普通のタクシーには乗れないし。
こうへいと話して、何とかなるってことで運転手さんに近道を教えてもらった。
町役場について、そこからてくてくてくてく。
1日目に寄った一休の前を通って、スーパーあさぬまの前、植物園の脇を通って。
炎天下の中だったから、だいぶ汗だくだったけど、途中いい景色も見られた。
八丈小島と、八丈富士。


八丈小島

DSC02017.jpg


八丈富士


DSC02018.jpg


本当は両者が並んでいたので、一緒にカメラに収めたかったんだけど、パノラマじゃないと難しかった。


歩いている途中に、海で会ったローカルサーファーがクルマで通り過ぎた。
笑いながら、手を振ってくれてたみたい。
八丈島へのサーフトリップのブログを見ると、結構「ローカルがきつい」「カイザーで入ってたらタコスに追いやられた」とかって書いてあったのをいくつか見たんだけど、私はそんなふうに感じなかった。
町の人はみんな優しかったし、サーファーだって、みんな優しかったよ?
こうへいが前に来た時にまだジュニアな感じだったローカ
ルサーファー、初日にカイザーのすぐそばで見かけた時、こうへいのこと覚えてるみたいだったって。
タコスカップ(八丈島でのサーフィン大会)の記事を見たら、入賞してたみたいだったし、1日目は一緒の時間帯に海入ってたけどグーフィーフッターでいい感じのトラック刻んでた。
1日目はタコスカップ毎年優勝の人も一緒に入っていたけど、セット頭オーバーのワイド気味な波とか、ピークからガンガン乗ってて、「あ~、さすが波分かってるってカンジだな~」って見てた。


波も、帰ってきてからロウワートレッスルズのDVD“FUN SURF"見ながら思ったんだけど、なんかトレッスルズに似てる?
ボトム玉石でリーフブレイクだし、波質もなんか似てるような?
トレッスルズで入ったことないから、単なる予想&決めつけなんですけどね( ^ω^)


八丈島、1980年代は「日本のハワイ」と言われて、人気新婚旅行地だったらしい。
島の至る所に山への階段が作られていたので、住宅もしくはリゾートとして開発しようとした業者があったのかもしれないね。


上は草木が茂って道はない

DSC01996.jpg


三原山(伊豆大島にもあるけど、八丈島にもある)が有史以前に噴火、今から500~600年くらい前に八丈富士が噴火して今のひょうたん島になったらしい。
黒潮の影響で温暖な気候(だけど千葉より温度は低い)、2日目は雨もちょこちょこ降ったし、湿度は少し高めだったかな。
山からは湧き水がいたるところに出ていて、水に恵まれている感じ。
2日目のとこでも書いたけど、海には手つかずの自然がたっぷり。


歴史的には、関ヶ原の戦いで石田三成についた宇喜多秀家以来、流罪になった人が訪れたらしい。
でも、罪人と云いつつも政治がらみの流罪だからイメージは悪くない。
宇喜多秀家は豊臣秀吉の忠臣そのものだったわけだし。
今でも宇喜多秀家と豪姫の像がある。


八丈島といえば、玉石を利用した石垣、草木染めの黄八丈、伊豆諸島で見られるくさや、明日葉などもある。
明日葉は散歩中にもたくさん見かけた。
気候に合っているのか、道端にたくさん自生していたよ。


DSC01998.jpg


明日葉には、便秘防止、利尿・強壮作用、含まれているクマリンには抗菌作用もあるとか。
1日目には明日葉うどんを食べたし、民宿のごはんにも明日葉のおひたしが出た。
少し苦味があって(うどんは苦くなかったけど)、とってもおいしかった。
うちは今、菜園にモロヘイヤを植えているけれど、母に明日葉もいいよって勧められたっけ。
くさやは食べたことないので、今回焼いてある真空パックのものを買ってみた♪
ニオイはすごいけど、癖になる味ということなので楽しみ。
今夜あたり食べてみようと思ってます(´∀`)


今回の八丈島サーフトリップはとっても良かった♪
波も良かった、民宿も良かった!
民宿のおじさん、バスの運転手さん、観光協会の人、ローカルサーファー、宿のお隣さん、出会った人も良かった!
お世話になりました!
また来るよ、八丈島。
本当にどうもありがとう~ヾ(*´∀`*)ノ





0 件のコメント:

コメントを投稿