2013年5月26日日曜日

南三陸ボランティア

少し遅くなったけど、心の整理と記憶の整理をします。
4月17日から、宮城県の南三陸町へボランティアへ行って来ました。
会社で定期的に有志を募っており、応募しました。
総勢13名。
東京駅からはやて15号へ乗り込み、上野駅で1名、大宮駅で4名合流。
仙台駅で飛行機組が5名合流。
仙台駅からレンタカーで南三陸町へ。
滞在するホテルは南三陸ホテル観洋。
断崖絶壁にそびえ立つ、とても景色の良いホテルでした。
1日目は移動で終了。


2日目は1日目と打って変わって、寒い1日。
朝起きて、南三陸町災害ボランティアセンターへ。
8時半から受付が開始しており、到着すると、引率役の人事部の方は顔なじみの様子で、ボランティアセンターのスタッフから、「おあつらえ向きの仕事、用意してますよ!」と言われていました。
人数は少ないものの、会社でのボランティア派遣ももう十数回を数えているため、名前を覚えていただいているみたいでした。


小雨も降って、少し寒かったけど、作業してたら汗だく!

派遣された先は、笹の混ざった雑木林の伐採。
長野県と栃木県から来た個人のボランティアの若林さんと佐藤さんとご一緒でした。
お二人がチェーンソーと草刈機で、切ったり刈ったりした木や草を、私達がまとめて移動する。
あいだあいだに休憩をはさみながらも、汗だくで、途中なかに着たシャツを脱いだり、冷えたら着たりしながら、午後2時半くらいまで作業をしました。
当初、道くらいしか開けていなかった場所が、広々とした空き地に生まれ変わり、作業した~って感じ。
踏み抜き防止の安全中敷きがとても役に立ちました。
ホテルへの帰り道、海沿いの産直売店でほたてとかきのバター焼きを食べました。


南三陸ホテル観洋のお風呂からの朝日

3日目は、三陸ワカメの出荷のお手伝い。
11時くらいまでは、めかぶを切り取る作業。
その後は塩蔵ワカメの仕分けと、根元から割く作業。
お手伝いに行った先は、もともとは民宿を営んでいたけど、自宅は津波で流されてしまったそう。
家族みんな無事だったのがせめてもの救いと言っていました。
お昼に出していただいた「わかめのしゃぶしゃぶ」もすごく美味しくて、おうちの方の体験も聞くことができて、本当に得がたい経験になりました。


めかぶ


4日目は、もう帰るだけ。
帰りに南三陸の防災対策庁舎へ行き、お花を手向けてきました。
何かを心に焼き付けておきたいと思い、写真も何枚か。
仙台駅では、お昼に、仙台に転勤してまもなく定年の、以前の上司と牛たんを食べました。
元気そうだったし、一緒にボビー・バレンタインと写真を撮ったことを思い出しました。


今回のボランティアでは、涙も出たし、いろいろ思うところもあったし、本当にいい経験をさせていただきました。
現地の人のお手伝いもさることながら、私自身の心の鍛錬にもなったと思いました。
あれ以来、わかめは絶対三陸産だなと、すっかりファンになっています。




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